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子育て心理|佐藤めぐみの「ポジカフェ」

子育て心理の専門家・佐藤めぐみのブログ。子育て心理学ベースの育児情報を発信中♪

≪お知らせ≫

このたび、ブログを2つに分けました。このブログでは"子育て心理情報"を中心に発信していきます。

ヨーロッパの食べ歩き情報は、以前のブログを復活させ、そこに載せることにしました。

食べ物ばかりの趣味ブログですが、ぜひお立ち寄りくださいませ♬ ⇒「ポジカフェ・パリ」

 

 

テレビが子どもの自尊心を下げる!?

小さいお子さんをお持ちのママからよく質問にあがるのが、テレビとの付き合い方。テレビは上手く活用すれば、子どもとママの毎日を楽しくスムーズにするツールになってくれます。

以前書いたこの記事:

テレビはいつから見せていいの? [子育て] All About

テレビの暴力シーンが子どもに与える影響 [子育て] All About

にもあるように、うまく付き合うコツは、その内容と時間の長さがカギ。

 

今回は、別のアングルから見た、テレビの影響力についてです。

 

つい先日発表された、あるアメリカの大学の研究データによると、

  • テレビは子どもの自尊心を損ねる恐れがある
  • 特に低年齢の子どもたちに長時間のテレビは影響大

 とのこと。なぜこのようなことが起こるのでしょうか? 

 

それは、

子どもはテレビの中のストーリーを自分と比較して見てしまいがちだから

なのだそうです。

 

テレビの中での展開が、その主人公の身に起こっているというだけでなく、

「ボク(ワタシ)だったら、こんなときどうなるんだ!」

 と我が身を心配してしまうのです。

 

大人だって、こういうことありますよね。ドラマの中の展開が、自分にもあてはまる気がすると思ったことがある…きっと誰でも経験があるのではないでしょうか。

 

この傾向が子どもだとなおさら強くなり、架空の出来事と現実との区別がつきにきくなってしまい、

  • テレビの中で発せられているメッセージを、自分に対して言われているかのように錯覚したり、
  • 主人公と同じ境遇に陥ったとき、自分は同じように対処できるのだろうかと危惧したり…

 とその子の心に影響を及ぼす恐れがあるんですね。

 

子どもがポジティブに飲み込んでいる(ボクもやってみたい、ワタシにもできるかも、のように)のであればもちろんOKなんですが、悪い方に捉えてしまっている場合に配慮が必要になってきます。

 

たとえば、

「こんなこと、ボクにできるはずがない」

「ワタシの身に起こったらどうしたらいいの」

のようだと、発達中の自尊心を損ねる恐れがあるというわけです。

 

自尊心は、7~10才くらいまでに急速に発達するデリケートなものです。それは自分が経験したこと、周りに言われたことなどから作り上げられる『自分に対するポジティブな感覚』

 

そうなんです。自尊心とは、自分自身のことながら、自分の経験だけでなく、周りの目、周りからの情報によって作られるものでもあります。人は社会的な動物なので、他人から見ての自分、をどうしても気にしてしまうんですね。

 

よってテレビの登場人物同士のやりとりなども、人間関係の縮図として自分にあてはめたりしてしまうんです。

 

この研究でも、まだ自尊心の確立されていない低年齢の子どもたちに、テレビの見せっぱなしはよくないと発しています。そして、親ができることとして、テレビから発せられるメッセージで自信を失くしている、凹んでいる様子を感じたら、そのことについて子どもとよく話し合うとよいとすすめています。

 

「どう感じているのか?」

「どうしてそう思ったのか?」

とまず子どもの言葉に真剣に耳を傾け、そして、勇気づけるために、

「誰だってチャレンジをすることができるんだよ」

「一生懸命やると成功するチャンスが増えるんだよ」

ということを伝えてあげることが大切とのこと。

 

自分に対する誇り、肯定感、自信、信頼感なども、みんな自尊心につながっていると言えます。上手に育んでいってあげたいですね。

 

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当ブログ管理人・佐藤めぐみの公式HP

 育児相談室『ポジカフェ』

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