子育て心理|佐藤めぐみの「ポジカフェ」

子育て心理の専門家・佐藤めぐみのブログ。子育て心理学ベースの育児情報を発信中♪

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パリのテロから考える 親は子供の不安にどう対処すべき?

今回のパリのテロの後、心配してご連絡してくださったみなさま、本当にありがとうございました。オランダでは昨日の正午、全土で1分間の黙とうが行われました。学校でも説明があったようで、同じように黙とうが捧げられたとのことです。隣々国であるオランダでこんなに不安に感じているのですから、パリにいる友人たちの不安感はどれほどか、計り知れません。

 

今回改めて考えさせられたのは、このような事件が身近で起こったとき、親は子供にどこまで話すべきなのか? どう接するべきなのか? ということ。

 

実は今回のテロが起こったとき、我が家はロンドンに滞在していました。ニュースでその惨劇を知り、スマホでニュースを読んでいると、娘がそれを怪訝に思い、「どうしたの?」と。私の顔が相当ゆがんでいたのでしょう。

 

その後、オランダへの帰路につこうとしたとき、またスマホにメッセージが。利用する航空会社からで、私たちが向かおうとしていたロンドンの空港で不審物が発見されたので、空港は閉鎖、旅客は立ち入り禁止状態になっている、とのことでした。そこでまた娘が「どうしたの?」と。その日は帰れず延泊することになったので、説明をしないと余計に不安がると感じ、おおまかないきさつを話しました。

 

子供のポジティブでほんわかした世界を壊さないために、我が家は普段、世界の事件、事故については夫婦のみの会話でとどめています。しかし、今回のような身近な状況だと、知らずにはすまされない…。

 

渦中にいるパリの人たちはこの葛藤にさらに深く向き合っていると思います。町が異常事態に陥り、いつもの通りに警官が配備され、親も普段以上に敏感になっている…。子供はそういう気配を敏感に感じ取ります。まったくニュースを見ていなくても「何か変だ、いつもと違う」と。そんな我が子の不安にどう接していくべきか…。

 

聞くと余計に不安になることもあれば、 聞いたことで不安が解消されることもあります。また、聞かないと余計に不安があおられることもあれば、聞かなければそのまま通り過ぎることができるときもあります。親は我が子の不安を最小限にするために、どうするのがベストかを考えねばなりません。

 

子供に話すのか話さないのか、話すのであればどこまで話すのか、これには唯一の正解はありません。子供の年齢や敏感さによっても変わってきます。不要に心配をさせるようなことはするべきではない、でも、子供がなにか不穏な動きを察知していると思ったら、それをわだかまりをできるかぎり解いてあげる必要があると思います。言葉で言うのは簡単ですが、非常に繊細な部分です。

 

特に今回のような人為災害は、自然災害と違い、明確な怒りの矛先があります。今、世界は怒りにあふれていますが、その矛先ばかりを強調した説明は子供向きではありません。大人世代が子供世代に自信を持って譲り渡せる安全な世界がまだ作り出せていないという現実を、分かりやすく説明するのが適切なのではないかと私は考えています。

 

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