子育て心理|佐藤めぐみの「ポジカフェ」

子育て心理の専門家・佐藤めぐみのブログ。子育て心理学ベースの育児情報を発信中♪

≪お知らせ≫

このたび、ブログを2つに分けました。このブログでは"子育て心理情報"を中心に発信していきます。

ヨーロッパの食べ歩き情報は、以前のブログを復活させ、そこに載せることにしました。

食べ物ばかりの趣味ブログですが、ぜひお立ち寄りくださいませ♬ ⇒「ポジカフェ・パリ」

 

 

世間の「叱らない子育て」を見て、色々と考えさせられる

先日、知人と雑談をしていたら、こんなことを聞きました。

「あの国は、叱らない子育てをしているんだって。叱られずに育っているから、一緒に仕事をするのは大変らしいよ。ちょっと言うだけで、すごく凹んじゃうらしい」と。

 

色んな国の人が1つのオフィスに集まって仕事をしている環境では、それぞれの国の子育て事情が、大人の仕事事情に影響していくわけです。

 

私はその国の子育て事情に詳しくないので、その「叱らない子育て」の実態は分かりません。もしかして、それは全体像ではないかもしれませんし…。なので、あえてその国名はふせますが、叱られる経験というのも、意味あるものなのだなぁと改めて感じました。

 

そしてまた別のエピソード。

 

先日、日本から戻ってくる飛行機の中で、こんな光景に出会いました。子供が、大声を出しても、泣いても、まったく普通にしているママ、パパ。その傍らで、じろっと見る、乗客たち。

 

「もしかして、これが例の叱らない子育て?」

 

その時感じたのは、大騒ぎしている我が子に対し、もし親が何かしらの工夫をしているのなら、周りの乗客たちの冷たい目線もないのだろうなと。

 

「叱らない子育て」が時折ネットなどで取り上げられるとき、他者にとっては、親がリアクションしているかどうかが一番の論点。「何もしない」「放っておく」ことが他者のイライラや怒りをあおるのであって、矛先はあくまで親。もし、その機内でも、親が一生懸命あやしても泣いている、頑張っているけれど上手くいかない、このような状態だったのなら、世間は冷たい目では見ず、むしろ「大変だな」「ああいう時期ってあるよな」と共感さえ出てくるのではないかと…。

 

こんなことを書いている私も、実は、”叱らない子育て”をよしとしている1人。ですが、それは、効果のない叱り方を排除することを目的としています。その点で、放ったらかしタイプの「叱らない子育て」とは非なるものなので、余計に気になるのです。

 

子供を導くのは親の役目。だから、叱ることは必要です。でも、ほめと叱りのバランスを整えないと、折角の叱りが生きてきません。最近のデータで、叱るを1に対し、ほめを4~5にしないと、子供は動きにくいことが分かってきています。子供に正しい行動を教えてあげるには、「1叱って、5ほめる」これがいいんですね。

 

「そんなこと言ったって、うちの子、ほめるところなんてどこにもないんです…」とおっしゃる方もいるかもしれません。でも、そんなことないんです。ほめどころって、「100点取った」とか、「一番になった」というものだけではありません。ゴロゴロ転がっているのに、気づいていないだけなんです。

 

私が行っている「行動改善プログラム」は、まさにその気づきを促すことにポイントを置いています。一日中、悪さばかりしているような魔の2歳児っ子だって、よ~く見れば、たくさんたくさんほめどころがあるんです。

 

最近、間違った「叱らない子育て」が流布しているなぁと感じているので、時折、記事に私見を書いていますが、「叱らない子育て」は正しくやらないと、結果的に、「打たれ弱い人」を作ってしまいます。

 

親が好き放題にさせてしまうと、子供は「何がOK」で「何がダメ」かを学べないので、後々、子供たちが路頭に迷ってしまいます。子供に、「なにがOK」「どこまでOK」という範囲を教えてあげることは親として非常に大切なこと。叱らない子育ては、その文字通りにやってしまうと、親としての大切な責任を置き忘れてしまうことになります。実践の際には、ぜひ”正しい”「叱らない子育て」を!

 

 

■ALL ABOUT 新着記事のお知らせ

 

■SINGA FARM 新着記事のお知らせ

 

 

*****************
当ブログ管理人・佐藤めぐみの公式HP

 育児相談室『ポジカフェ』

f:id:SatoMegumi:20150909003537p:plain

 

子育て心理学が満載の著書

  
*****************

 

 

広告を非表示にする